カウンセラーになるには資格は必要?独立開業するために必要となる資格は?

 

 

「カウンセラーになるには資格が必要?」

「カウンセラーで独立するにはどの資格が必要なの?」

「カウンセラー資格がたくさんあるから分からない…」

 

カウンセラーとして活躍したい!独立・開業したい!という方の中には、「まず資格を取得しておこう!」と考えていることが分かります。

 

カウンセラー関連の資格の中には大学や大学院での勉強を経て、試験の合格が必要となるものから、通信教育や数日の講習などで取得できる民間資格までさまざまです。

 

カウンセラーはどのように活躍したいかによって、学ぶべきものが大きく異なります。

 

そのため、カウンセラーを目指すのであれば、資格についての理解を持っておいた方がいいでしょう。

 

ここではカウンセラーを目指したいという方のために、カウンセラー資格に特化した内容を詳しくお伝えしています。

 

本記事の内容

○カウンセラーになるには資格は必要なのか

○カウンセラーで独立開業に必要な資格は

○独立開業に必要となるスキルを身につけるには

 

この記事を書いている私は、

副業としてカウンセラーを1年間経験。

(毎月10~50万の売上げ)

 

その後、カウンセラーを本業として10年。(毎月50~100万円の売上げ)

さらに、カウンセラーで副業、起業したい人を300人以上サポートしています。

 

こういった経歴をもつ私が解説していきます。

 

 

○カウンセラーになるには資格は必要なの?

カウンセラーになるために、資格取得を目指す人が増えています。

 

「心のケアを行う仕事がしたい!」

「誰かの役に立てる仕事がしたい!」

 

複雑な社会の中で何かしらきっかけがあって、そのように考える方は少なくありません。

 

この記事を読んでいる方の中にも、そのような思いをお持ちではないでしょうか。

 

カウンセラーを目指したいと考えた時に、まず最初に思い浮かべることは専門的な勉強や研修・訓練を受けて、プロの証である資格を保有しておきたいということでしょう。

 

病院やカウンセリングルームなどにおいてカウンセラーとして活躍している人が所有している資格を挙げてみると次のようなものがあります。

 

  • 臨床心理士
  • 産業カウンセラー
  • 公認心理士、など

 

いずれも大学や大学院などによって必要な科目を終了し、資格試験に合格することによって取得することができます。

 

これらの資格を取得しておくことによって、医療や福祉、保健所、学校、企業などにおいて、カウンセリング関係の仕事に就くことができます。

 

そのほかにも民間には多くのカウンセリング資格が存在します。

 

  • 認定カウンセラー
  • メンタル心理カウンセラー
  • メンタルケア心理士
  • ケアストレスカウンセラー

 

そのほかにも、コミュニケーションの中でその人の強みを引き出していくような「コーチング」や「NLP」といったものもあります。

 

感情をコントロールする「アンガーマネジメント」のようなものもあります。

 

そのほか医療や福祉、法律、金融などの専門資格を取得してその方面でカウンセリングを行う方も少なくありません。

 

○カウンセラーで独立開業に必要な資格は?

カウンセラーは、大学や大学院、専門学校などで高度な内容を学び、難しい資格試験に合格してはじめて、その仕事に就けるようなイメージがあります。

 

確かに大学や大学院で心理系の学部などが設置されている場合には、かなり高度なカウンセリングスキルについて学んでいることが知られています。

 

資格試験においても、臨床心理士や公認心理士など、取得が難しい資格も存在します。

 

しかし、考えてみてください。

 

難しいスキルを大学などの専門機関で学んでいるとしても、夫婦間の悩みや職場での悩みを相談するでしょうか。

 

もし、夫婦間がうまくいってなくて、誰かに相談したいとしたら、同じような経験を持っている友人や、離婚経験のある知人などに相談したいと考えるでしょう。

 

そのような悩みから、うつ病などの病気が生じた場合には、病院のカウンセリングルームなどに相談するかもしれませんが、病的な問題ではない悩みについては経験者に聞きたいのが本音だと思います。

 

カウンセラーとして独立開業している方には、そのような自分自身の経験に基づいてカウンセリング業務を行っているシーンを数多く見受けることができます。

 

そう考えると、なによりも経験が求められている業界であると言えるのではないでしょうか。

 

カウンセリング技術は最低限のスキルを持ち合わせておけば足り、それよりも自分の経験と集客できるスキルが必要なのです。

 

そう考えれば、独立開業を目指したいということであれば、本当に学ぶべきことは資格取得のための勉強ではなく、カウンセラーとして独立開業するためのスキルではないでしょうか。

 

○資格取得よりも独立開業のスキルを身につけよう

  • カウンセラーになるために資格を取得するという方はとても多いのですが、資格取得しても独立開業しない方がほとんどです。それは、「独立開業の仕方が分からない」からなのです。

     

    大学や大学院、専門学校、各種学校など、カウンセラーの資格取得するために学んでいる内容は、あくまでカウンセリングスキルを高めるものだけであって、独立開業するためのスキルではありません。

     

    だから、仮に大学院を卒業して、立派な資格を取得したからといって、独立できるものではないのです。

     

    もしあなたが、カウンセラーとして独立したいと考えているのであれば、最低限のカウンセリングのためのスキルと、集客方法など独立開業するためのスキルをしっかりと学んでおかねばなりません。

     

    つまり、カウンセラーとして独立するために資格取得することは、遠回りになってしまうことになるのです。

     

    カウンセリングスキルは3か月もあれば十分身につけることができます。あなたの経験を活かすことができれば、それだけで十分なのです。

     

    むしろどのように集客すればいいのか、そこを主眼にスキルを高めていかねば、稼げないカウンセラーになってしまうことになります。

     

    稼げないということは、人の役に立つことができないということ。

     

    そんなことにならないようにするためには、無駄な資格取得の勉強をするのではなく、実践的なスキルを磨いていった方がいいでしょう。